生きる姿勢

最近読んだ本にこんなことが書いてありました。

とある飛行機事故の話。

飛行機が突然操縦不能となり、民家に墜落。
乗員・乗客・市民に多数の死傷者が出た事件が起きた。

パイロットはパラシュートで脱出したため、無事。

後日、このパイロットのとった行動について、
世間から非難の声があがった。

事実だけを見るならば、
パイロットはパラシュートで脱出可能な高度ぎりぎりまで、
操縦桿を握っていた。
しかし、操縦桿は完全に操作・制御不能状態になっていた。
限界高度に達したとき、パイロットは
びくとも動かない操縦桿を離し、パラシュートを握った。

このとき、あなたが指揮官だったら。
この瞬間に、パイロットに指示を出せと言われたら。
何と言いますか?
そのまま乗っていろと言いますか?
脱出せよと言いますか?

最終的に行動を決定付けるのは、その人の生きる姿勢です。
どんな選択をしてどんな人生を歩むのか、
その人の生きる姿勢が、形作っていくのです。


文面は多少違いますが、おおむねこのようなことが書いてありました。

私が、指揮官だったら、、、
何が言えるだろう。
ズルいかもしれないけど、
きっと、
何も言えない。。。

「生きる姿勢」

確かに物事の捉え方、取り組み方には、
常に何通りもの選択肢がある。

そのうちの一つを選ぶのに、大きな影響力をもつもの。

生きる姿勢、か。。。

どんな姿勢をとろうが自由。
でも、全ての責任は自分にある。

その重みをしみじみと感じたのでありました。

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