2007年07月27日
まもなく
電車を待つホームでいつも気になることがあります。
「まもなく、○番線に電車が参ります」
っていうアナウンス。
何が気になるって、「まもなく」って言葉。
”「間」も「なく」”って言ってるのに、結構「間」があること。
実際に電車が来るまでに、1分から1分半くらいかかることもあるもの。
私の印象では、「まもなく」は「間がない」のだから、
「まもなく、○番せ・・・」くらいで電車がビュンって入ってくる感じなのだ。
まぁ、そんなことばっかり言ってるのも何なので、辞書で調べてみました。
「まもなく=ほんの短い時間で。すぐに。」
「すぐ=時間的に間を置かないさま。ただちに。」
「ただちに=時間を置かないで物事を行うさま。すぐ。」
ふむ。
つまりは、「まもなく=すぐ・ただちに=時間を置かないさま」ってこと?
ってことは、「時間を置かない」んだから、
やっぱり「まもなく、○番せ・・・」ビュンっ!っていうスピード感じゃん。
もしくは「まがあり、○番線に電車が参ります」が超正確?
まぁ、そんなこだわるべきところじゃないんだけど(^-^;
みなさんの「まもなく」はどのくらいですか?
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2007年07月24日
マスカラ
マスカラが知らない間に落ちてると目の下が黒くなる。
俗に言う、パンダ目。
どうにもコレになりやすく困っていたわたくし。
先日の志縁塾写真撮影大会時、ここぞとばかりにメイクさんに聞いてみた。
「パンダにならない方法はないもんですかねぇ」
そしたらあるマスカラを教えてくれた。
「落ちにくさでいったら一番ですよ」
早速購入したわたくし。
確かに落ちない。
さよならパンダ☆
その夜、顔を洗っていたわたくし。
・・・た、確かに落ちない。
落ちないマスカラはほんとに落ちない。
どんなにジャブジャブとメイク落としで洗顔しても、まつ毛だけ戦闘モード。
翌日。
「落ちないマスカラも落ちるクレンジング」
という、なんとも矛盾したタイトルのクレンジングを購入。
先にコットンでマスカラを落としてから洗顔するわけですが、
落としますと、マスカラはにじんできます。
途中のその姿は、言うなればあの、、、何でしたっけ、
ホラー映画の・・・・・・そう、呪怨。
パンダをとるか、呪怨をとるか。。。
女って大変。
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2007年07月19日
仮免許
運転するのが結構好きです。
免許を取ってかれこれ10年以上たつのかな。
何がいいって、電車と違って心おきなく騒げるところ(^^)
出発後数分で、動くカラオケボックス状態になること度々。
一人でもそんな感じ。
熱唱中に、信号待ちで隣や対向車の人と目が合うとかなり気まずいんだけど・・・
自慢じゃないですが、私仮免許で3回落ちました。
うーん、確かに自慢じゃない(^-^;
S字脱輪で一回、クランク脱輪で一回、ポール接触で一回。
だいたい一般道であんな道ないじゃないですか?
と言い訳。。。
それにしても、ポールに接触したときはさんざん怒られました。
ぶつかるかな?まぁ平気かなぁ?行こうかな?行っちゃえ!
てな感じでアクセル踏んだら、
ガガガガガーーーーーーー
げげげ。やっちゃった。。。
「ちょっとちょっと!今の見えてたでしょ!」
「はい、、、見えてました。しっかと」
「何で下がらないの!人だったらどうする!」
ここまではまだよかった。
問題は次の一言。
「・・・いや、人を想像してみたら向こうがよけてくれたので・・・」
いらんこと言ってしまた。
「何をーーーーーーーーーー!?もういい!君帰ってよし!!!」
ぷんぷんに怒らせてしまた。
そのままあたしの試験は途中終了。
とぼとぼ帰る帰り道、ふと気が付いた。
まずい、評価表の仮免許の欄、記入できるところが3回分しかない!
次落ちたら、欄外じゃん。・・・さすがに欄外は恥ずかしい・・・
細胞の一つ一つまで全神経を集中させて挑んだ次の試験。
幸か不幸か同じ教官。
にらまれながらも、集中力で無事合格。
教官が最後に言った。
「苦労したな。
でも、試験で苦労したヤツほど事故を起こさないんだ。お前は大丈夫だな」
ありがとう教官。
いらんこと言ってごめんなさい。。。
免許をとって10年以上。
幸いまだ大きな事故は起こしていません。
(・・・事故に巻き込まれたことはあったけど・・・)
注意一秒、ケガ一生。
安全第一!
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2007年07月17日
朝のひととき
今朝のお話。
電車がかなり遅れていました。
どうも最近色んなトラブルで色んな路線に遅延が発生しているみたい。
電車トラブルって時期が集中しているような気がするのは気のせい?
ただでさえぎゅう詰めなのに、遅れるとさらに状況は劣悪の一途。
外は霧雨。高温多湿の車内。
ほんのり濡れた人々の体と衣類から立ち上る、ステキなかほり・・・
そんな過大ストレスとひたすら黙って戦う乗客。
ある人はぎゅっと目を閉じ、ある人はやや上方の一点をじっと見つめ、
ある人は身を守るようにかばんと体をかかえ、
ある人はかなり無理な体勢で横目になりながらにらむように新聞を読む。
そこは、静かな戦場。
そんな中、私の鼻をかすめた一筋のさわやかな香りの帯。
帯をたどって目をやると、そこには小さなおばあさん。
小さな手で小さなみかんをむいていました。
・・・なぜ今ここで?
慣れない満員電車で、おばあさんが戦える武器はみかんだけだったのかもしれません。
ターミナル駅を過ぎるたび、少しずつ吸える酸素が増える車内。
そんな中、背後から私の耳をかすめる吐息。
「ふんぬっ ふんぬっ」
・・・やだ、何この息づかい・・・もしや・・・
身構える女の本能。
トンネルに入った車内のガラスが鏡になったとたん、
反射して私の目に映ったのは、真後ろでつり革懸垂している筋肉マンの姿。
「ふんぬっ ふんぬっ」
高温の満員電車は、彼の筋肉にはほどよい負荷だったのかもしれません。
なんとかやりすごそうと、じっと自分の中に閉じこもりたくなる満員電車。
そっと目を開けて周りを見渡すと、人それぞれの朝のひとときを垣間見ることができる、
ちょっと気になる満員電車。
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2007年07月12日
3分スピーチ
セミナーでお会いしたある女性のお話。
その日その方は一番前に座って、ものすごく険しい顔をしてました。
声について・・・話し方について・・・表現とは・・・・
私が何を話していても、ずっと眉間に縦線。
岩のように動かず、動くといえばたまに首をかしげるだけ。
私がそこから受け取った無言のメッセージは、
「・・・あなたの話はよく分からないわ・・・」
押しても引いてもびくともしない、巨大な鉄の扉。
そこだけ、空気の流れも時間の流れも止まってしまっているみたい。
私は正直、不安でいっぱい。
この女性が感じているのは、不満?文句?非共感?
その心がマイナスでもプラスでもいい、
ほんの1mmでいいから鉄の扉を開いて、中をみてみたい。
でも、何度ノックしても、空虚な音が跳ね返ってくる、、、そんな感じ。
・・・・・終了後、思いがけず彼女から近づいてきました。
思わずちょっと身構える私のココロ。
「私、9月に会社の朝礼で3分スピーチをすることになったの。
とっても不安で、何から手をつけていいのか、
とにかくどうしたらいいか分からなくて。困ってしまって、、、
今日来てよかった。なんとなくやることが分かった気がする。
安心しました」
9月の朝礼の3分スピーチ。
彼女の眉間に縦じわを作っていたのは、それでした。
たったの3分。
されど3分。
2ヶ月先に待ち受ける3分間は、彼女にとっての鉄の扉。
扉を開けたくてもがいていたのは、私じゃなくて彼女だった。
人によっては、何の準備もしなくても、何なくできる3分スピーチ。
人によっては、がんばってがんばって、何とかできる3分スピーチ。
人が何かを話すとき。
それは一生懸命暖めて、ようやく生まれたものかもしれない。
言葉の重みをずしりと感じた、そんな出来事。
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2007年07月10日
セミ
夏が近づいてきた。
もうすぐそこまで。
空気のベールっていうのかな、
街も人もだんだんメッシュ状のベールに包まれていく感じ。
たまにそのベールが肌にまとわりつく。
そして、その感覚に夏を感じる。
暑さは大の苦手だけれど、夏はそんなに嫌いではない。
夏には夏の良さがあるもの。
海とか山とかカキ氷とか花火とかお祭りとか。
ただ、どうしても好きになれないものがある。
それはセミ。
あんなに恐ろしいものはない。
数年前の夏のこと。
その日の夕飯は?ホットプレートで焼く・焼肉?。
少し帰りが遅くなったので、一人で残ったお肉を焼いていた私。
「やっぱり牛タンは最高ですね♪母上」
食卓は庭に面しておりまして。
ホタル族の父が網戸を開けた瞬間。
ジ、ジ、ジジジジジーーーーーーー
顔を上げた私の目の前に、巨大なセミが!!!
「うぎゃぎゃぎゃぎゃ????!!!!!!」
とかいう、それまで出したこともないようなお下品な声を上げる私。
セミは、私のおでこにぶち当たり、そのままホットプレートに、、、ポトリ。。。
なんたる悲劇。
セミにとっても私にとっても牛タンにとっても、みんなにとっての最悪の悲劇。
あの恐怖。
忘れられないあの光景。
また夏が近づいてきた。
・・・セミの気配とともに。。。
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2007年07月06日
安全太郎
最近道路工事の現場を見かけて思い出しました。
工事現場で、注意喚起の旗や棒を振っている人形君。
彼の名前は「安全太郎」
遡ること9年前、1998年の冬。
その年に長野オリンピックがありました。
私、その間約1ヶ月、長野に滞在しておりました。
スポンサーになっていたアメリカの会社の人たちのお世話係として。
アパートで、ほかのスタッフメンバーと共同生活。
朝、カップ味噌汁を飲みながら歩いた駅前の道。
懐かしいなぁ?・・・というのはおいといて。
ある日のことです。
アメリカ人ボスが言いました。
「ワタシハ アノニンギョウガ ホシイノデアル」(日本語にしたらこんな感じ)
「は・・・?」
「ドウロニ イタ アノニンギョウナノダ」(日本語にしたらやっぱりこんな感じ)
移動中に見かけて、一目ぼれしたみたいなんですね。
あの、黙々と棒を振る姿に。
というわけで、私はめでたく「安全太郎」係を任命されたのでした。
基本的に、彼は一般人が買い求めるような人じゃないのです。
工事現場だってほとんどレンタル。
しかも彼は、約25万円(当時)もする高値の花。(誤字じゃないです 笑)
タウンページに載っているそれらしき電話番号にかけまくって知った事実。
何とかかんとか見つけ出した、たった一つだけあった在庫の居場所は、
相模原(神奈川県)の工場。
車はみな出払っていたので、たまたま残っていたVIP車が出動したそうな。
黒塗りの車(運転手つき)で運ばれてきた安全太郎くん。
まさに、マイ・フェア・レディ状態。
工事現場の横を通ったとき、何を思ったのでしょう。
うわさでは、無事渡米。
ボストンに移住したとか。
今でも元気に動いているのかなぁ、安全太郎。
きっとまじめに前だけを見て、今日も振っているのでしょう、星条旗を。
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2007年07月03日
かばん
またやってしまいました。
かばんを失くしまして。
・・・正確には置き忘れたんだけど・・・
前回鍵を失くしたとき(6月6日のBlog参照下さいマセ)、
「もう二度と離さない」と誓ったばかりなのに。
あると思って安心してると、なくなってることがあるって学んだばかりなのに。
しかも今度は鍵ばかりか、財布も手帳も化粧品も思い出も、かばんごと全部全部全部・・・
電車の中、けっこう重かったので、網棚に上げたのがマズかった。
そのまま降りちゃって、気付いたときには電車は暗いトンネルのはるか彼方。
私に残されたのは携帯電話とPASMO。
電磁波を握り締めてしばし呆然。
そしてパニック。
私学びました。
人間、パニックになると、何を言われても聞こえない。
頭の中はどうしようどうしようどうしようしか考えられない。
わずかな理性でよれよれと改札に行ったら、改札にいた駅員さんが、
「忘れ物は×××の階段を△△△して※※※の◎◎◎に行って下さい」
何?何?何?どこ?どこ?どこ?
本能で何とか忘れ物事務所にたどり着いて、駅員さんにすがりつく。
「かばんが、かばんが、かばんがああああ???!」
駅員さん(50代くらいの男性)、とってもいい人でした。
とりあえず私の乗ってた電車を追いかけて、先の駅に電話。
・・・5分経過。
「見当たらないそうです」
・・・まじで・・・・・・・がっっっっっっっっっっくり・・・・
失望の中、ほのかな希望は
「乗客が途中の駅に届けるってことはありませんか・・・?」
駅員さんと手分けして、全部の駅に電話。
「ここには届いてないようですね」
その言葉は、私に尖ったナイフのように刺さるのです。。。
その痛みに耐えかねて、全てをあきらめかけた瞬間。
☆☆☆神様からの電話☆☆☆
「乗客の一人が届けてくれたみたいですよ」
声にならない声が私の中を駆け抜けていきました。
駅員さんの笑顔に涙が出そうでした。まじで。
かくして私のかばんは、何一つ欠けることなく、私の手元に戻ってきたのでございます。
ありがとう。
探してくれた人たちありがとう。
一生懸命電話をしてくれた駅員さんありがとう。
届けてくれた人ありがとう。
見つかったと教えてくれた駅員さんありがとう。
先祖の田中さんもありがとう。
みんなみんなありがとう。。。
数時間の間に色んなことを学んだ日。
一番は“世の中まだまだ捨てたもんじゃない”ってことかな☆
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【間もなく=時間をおかないこと】
おっしゃる通りですね…自分もそう思います。
が、、確かに、レストランで「○○を注文したんですけど、
まだですかあ???」と言うと、
店員さんは、「間もなく・・・・お持ちします」
でも、こない経験ってありますね。
言葉の使い方って、難しいけど、そんなところも
気にしてみると、「言葉美人」になれそうですね。。。