長いこと会わないままでいると、
何となくタイミングを逃して、
「いきなり用もなく連絡したらびっくりするかしら・・・」なんて思って、
「用事ができたら連絡してみよう」なんて思って、
なかなかそう都合よく用事なんかできなくて、
そうこうしているうちに月日がどんどん過ぎてって、
結局また長いこと会わなくなったまま、
ますますタイミングを逃したまま、
なんてことありませんか?
誰かに会いたいって、それだけで立派な用事じゃん!
ふとそう思った私。
先日、たまたま近くを通ったというのもあるのですが、
以前働いていたことのある場所を訪れてみました。
知ってる人まだいるかな・・・
誰もいなかったら、知らん振りして出てきちゃえばいっか。
なんて、エレベーターの階数表示を見ながら少々ドキドキ。
・・・でも一番ツライのは、こちらが覚えててもあちらが忘れてる場合かも。
「えっと、どなたでしたっけ?」
「えーーーと、以前にですね、ここでですね、働いたことがありましてですね、、、
あ!一緒に働いた時期もあったんですよ?あんま記憶ないかぁ?
短い間だったですしね?ははははは?」
このポイントは「あ!」のとこだな。
いかにも「今思い出したんだけど!」みたいな感じで。あくまでもさりげなく。
忘れた相手を責めることなく、かつ忘れられてた自分を救えるよう。。。
・・・少々わざとらしいか。
「えっと、どなたでしたっけ?」
「いや、結構前だから無理ないですよねぇ。実はここで働いてたんですよ。
ほら、〇〇が◇◇だった頃、あの時、一緒に◎◎したのが私です」
このポイントは、いかに共通の思い出をうまく思い出せるか、だな。
「あー!あのときの!」となってくれたら万々歳だけど・・・
誰がいるか分からないし、とっさに思い出せるだろうか。。。
今のうちに何か思い出をいくつか思い出しておこうか。
えーーーと・・・・・・
なんてぶつぶつ思っているうちに、思い出す間もなく目的階に到着。
エレベーターが開いた瞬間。
「わっ!!えなちゃん!!!」
いきなり知ってる人に遭遇。
“杞憂”の言葉を頭からザパっとかけられた感じ(^-^;
「ちょうど昨日、えなちゃんのこと思い出したとこだったんだよ?」
なんて、ウソでも嬉しい(;_;)
過去の知人は今も知人
人は人をそう簡単には忘れない☆