世界一読まれている本

世の中には実に色々な本があるもので。

本屋に行くたびに本棚に並ぶ新刊。
繰り返し繰り返し読まれている不朽の名作。

でも、どんなベストセラーもかなわない本があるという。
その読まれている数において、世界一を誇り続けているという。

そんなKing of book。
その名は「聖書」

なるほど。
確かに、知らないヒトはいない、という意味でも妙に納得。

そんな話を聞いたら、ふとポールさんを思い出しました。

私がポールさんに会ったのは、飛行機の中でした。
当時ロスに住んでいたイトコに会いに行った、帰りの飛行機。
たまたま隣に座っていたのがポールさんでした。

ポールさんは宣教師でした。
各国のユースなどを訪ね歩き、キリストの教えを伝えているとか。

ポールさんは、特定の宗教を持つことの少ない日本人に興味津々のようでした。
静かに飛び続ける飛行機の中で、ポールさんと色んなことを話しました。

日本人のこと。
日本のこと。
私の家族のこと。
私のこと。

アメリカ人のこと。
アメリカのこと。
ポールさんの家族のこと。
ポールさんのこと。

気付いたらもうすぐ成田。
そしたらポールさんが言いました。

「楽しい会話をありがとう。
お礼に、あなたとあなたの家族の幸せを祈らせてくださいね」

雲の上で祈ってもらった私。
まどの外に見えた雲海。
その上で神様が手を振っていそうだなぁ。。。
そうぼんやりと思ったことを今でも覚えてる。

不思議な体験だったけど。
誰かの幸せを心から祈れるってステキなことだなと思う。
ふとすると自分でいっぱいいっぱいになりがちな日常だからこそ。

ポールさん元気かなぁ?


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