こころざし


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人材育成には、「手間も、時間も、お金もかかる」

最後に、僕の好きなエピソードを紹介させてください。僕は、車が大好きなのですが、ある講演会でBMWの社長の林さんが話されていました。林さんは、現場から叩き上げで社長になられたそうですが、その途中に何度も最下位の営業所を一番の営業所にしていきます。素晴らしいマネジメントをされていたんですね。
しかし、一番になった営業所なのですが、林さんが抜けてしまうとまた最下位に戻ってしまったそうです。林さんは、上司に全然人が育っていないじゃないかと怒られたそうです。そのときに林さんが言った言葉が、

「人は、生ものです。」

だそうです。BMWの社長でさえこういう話をされているということは、
やっぱり人材育成って難しいことなんですよね。「人材育成には、手間も、時間も、お金もかかる。でも、かけた労力を裏切ることは無い。」これは、大谷がいつも言っていることです。本当にその通りだと思います。やはり、いくら研修会社だからといって、毎回・参加者全員の満足いく成果が上げられるわけではありません。ですから、私たちは、いつも真剣に研修を行っているのです。参加者に「動いて」頂くためにはどうしたらいいか? を、いつも本気で考えています。これが、我が志縁塾の「志(こころざし)」です。この想いを携えて、我々はいつも研修に臨んでいます。

いかがでしたか、志縁塾の「こころざし」をご理解いただけたでしょうか? いつか、人を育てることに情熱を燃やしているあなたと、研修会場でお会い出来ることを楽しみにしております。

2005年3月吉日
有限会社 志縁塾
プロデューサー 木村元

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