講演依頼主は、霞ヶ関のお役人で東京理科大学の客員教授であるM氏。
講演を受けるに当たって小生が注文を付けたのは、「国が提案するイノベーションの創造で国民の生活がどう進化するかを紹介してもよいが、拙者の意見は、”情熱のない戦略は失敗の素であり、国民共通のイメージが持てない<美しい国>なんて発想倒れだ!”、それを話してもいいのか?」
するとM氏は、「構わない」と言い、「7人の受講生と自由に議論批判して良い」、と言う。
「2025年伊野辺家(イノベケ)の1日」という本を参考資料とし、
自分の意見を控えながら30歳代のエンジニア系一流企業の社員7名から、感想を聞く。
すると、面白いように、小生が言いたいことを彼らはズバッと斬ってくれるのである。
?「食品のICタグ」が製品の情報収集と安全性を保障 → 情報の偽装は可能
?コンピュータを介しての外国人との意思疎通 → 情報ではなく感情を共有するのが大事
?耐震基準 → 災害は予知できてこそイノベーション
ちなみに、イノベーション(技術革新)の成功例を見てみよう。
?「車を作ったことはないが自動車レースで優勝したい。 本田宗一郎 (ホンダ)」
?「あんた、こんなん欲しいか? 松下幸之助 (松下電器)」
?「どうしたら良いか(リバイバルプラン)は自分たちで考えてくれ。 カルロスゴーン (日産)」
技術革新 本当は必要でないもの。
技術、資格、職位、可能性、できること、インフォメーション、社外コンサルタント
技術革新 本当は必要なもの
情熱、思い、意思、信念、 やりたいこと、コミュニケーション、顧客と接している社員
ようするに”感情”が必要なのだ。政府・役所が失敗するのは”感情”がないからだ。
政策の成功例は、
池田勇人の「所得倍増計画」、田中角栄の「日本列島改造論」、小泉純一郎の「郵政民営化」
いずれもわかりやすい政策で、国民が共通したイメージを描き易い。
もちろん、やり過ぎると公害をもたらすので、バランスが大切となるが、
バランスを気にし過ぎて中途半端になると、失敗する。・・・多くの政策はコレ。
それにしても楽しい時間だった。
少数精鋭のゼミでは、講師は話さない方がよい。
今回の場合、最初に決めていた話す時間配分は、小生が2割、受講生が8割。
すると、お互いに新鮮な意見や共感を得ることができる。
何よりも、受講生は話すこと(アウトプット)でスッキリする。かつ、新しい自己発見がある。
「ウルトラセブン」で、友里アンヌ隊員を演じた、ひし美ゆり子。
1947年生まれ。撮影当時は20歳。東京出身。東宝俳優所を経てデビューした女優。
本来は彼女の1年先輩である豊浦美子がアンヌ役として決まっており撮影も始まっていた。
しかし、豊浦に準主役の映画出演が決まり、「セブン」を降板。ひし美が急遽抜擢された。
アンヌ役のモデルはマリ・アンヌだったが、監督がひし美を見た最初の印象は「都はるみ」だという。
豊浦のサイズで作られた隊員服はひし美にとって窮屈だった。
このため、ひし美の制服姿は豊満な胸を強調した。
これが、当時の小学生を洗脳することになる。
「アンヌ隊員は理想の女性」だと。
このアンヌ隊員、多くの「セブン・ファン」にとって初恋の人であることがわかってきた。
実際、この後の明るいウルトラマンシリーズや仮面ライダー、戦隊シリーズが我々を誘惑するが、
「アンヌを超える女優は一人もいない」、というのがおっさん達の共通認識だ。
(志保美悦子のビジンダーだけは別格!!!)
「ノンマルトの使者」から ”なぜ人生を戦うのか?” という熱い議論を10分した後、
”あの時のアンヌ隊員の水着は非常に良い良い・・・”に流れていく。
演技は素人っぽいが、かわいい顔と色気のあるボディがあれば満点である。
声は二の次なのですよ、山本えなちゃん!
さて、小学校時代(30年前)、「アンヌ隊員はいいぞ!」なんて言う同級生はいなかった。
「ウィークエンダー」や「11PM」というエッチなTV番組が話題になったとしても、
アンヌ隊員をそのように見る者はいなかったのだ。
ウルトラ警備隊は崇高な雲の上の人であり、
恋愛を含めて、いかがわしい想像をしてはいけないのだと、子供たちは信じていたのである。
にもかかわらず、大人たちはビーナスを奈落の底に落としてしまう。
ヌード写真集を出版しちゃうのだ。
なんじゃこりゃああああ!!!である。
恥ずかしい → 見たい → 見ちゃった → ショック である。
”聖女アンヌ” が ”人間” だったということを見せられるのはショックである。
やっぱり、年はとるのである。
当たり前だが、 彼女は60歳。 今もホームページで活動を知らせてくれている。
そして、我々は キリヤマ隊長の38歳を、気付かぬうちに追い越してしまった。
次のターゲットは、本郷猛こと仮面ライダーに出てくる、「おやっさん」である。
これを追い越すと、次は終着 「死神博士」である。 ああ、怖わあああー。
ヒーローものだが、この作品、非常に重いし暗い。 視聴率は低下傾向だったという。
しかしこの番組は、いまだに拙者の人間形成に大きく影響を与えている。
先週、同世代で酒を飲んだ時、ウルトラセブンから社会世相、宗教哲学に話が飛躍した。
何が暗いのか。
小学生を対象にしているはずなのに、テーマは大人向きの、「反戦・正義とは何か?」である。
当時はベトナム戦争の是非が問われていた時代。 沖縄は米国であり戦闘機発進基地だった。
「超兵器R1号」では、核兵器の保有競争を「血を吐くマラソンだ!」とのセリフを言わせている。
「遊星より愛をこめて」では、被爆星人という紹介が社会問題となり欠番(放送禁止)となった。
そして、「ノンマルトの使者」
地球防衛軍が海底に怪獣を発見。侵略阻止を助けるセブンと共に退治し、平和が保たれた。
しかし、その怪獣は本当の地球人であり、地上にいる侵略者地球人から逃げ隠れた人たちだった。
最後に事実を知った諸星ダンの苦悩の表情を残してフェイドアウトする。
これを見て小学生・白鳥光は大きな衝撃を受けたのである。
思い当たる人類の歴史を知っていたからだ。
アメリカ人はインディアンを追い出した。 弥生人は縄文人(アイヌ)を追い出して日本を作った。
このテレビ番組は、アメリカ人や日本人は、実は侵略者であることを、伝えたいのか???
地球の侵略を守る正義の味方セブンが、侵略者地球人の味方をしている矛盾!!!
1993年(白鳥27歳)、NHKで「私が愛したウルトラセブン」というドラマが放映された。
ウルトラセブンの撮影裏話を、フィクションとしながらアンヌ隊員の視線で描いた作品である。
ここで、脚本家・金城哲夫の存在を知る。
「ウルトラ警備隊西へ」で神戸を攻める最強怪獣キングジョーは自分の名前から取った。
そもそも、ウルトラセブンはウルトラ兄弟ではなかった。
ウルトラマン一族と同じM78星雲が故郷だが、民族が違う。
製作企画時のタイトルは 「レッドマン」 だったのだ。
ゆえにウルトラマン一族と違って、赤地に白ラインだし、目は切れ長だし、カラータイマーがない。
ウルトラセブンは、ウルトラマンセブンではない。
なぜなら、ウルトラ警備隊の第7番目の隊員だからだ。(ウルトラマン一族と関係ない)
キリヤマ隊長以下、アマギ、ソガ、フルハシ、アンヌ、ダン、セブン となる。
「ウルトラマンタロウ」で6兄弟に編入させられた養子である。
金城哲夫は米国沖縄の出身。
沖縄にとって侵略者とは米国のはずである。
しかし、琉球王国が江戸時代に薩摩日本人に侵略されたとも言える。
琉球=ノンマルト、 日本=地球防衛軍、 米国=宇宙からの侵略者
最終回 「史上最大の戦略」 金城が作ったセリフ。
ダン 「アンヌ。 ボクはね、人間じゃないんだ。 ウルトラセブンなんだ。 ・・・ びっくりしただろ」
アンヌ 「ううん。 人間であろうと宇宙人であろうとダンはダンに変わりないじゃないの。」
ダン 「ボクは帰らなければならない。 一つの光が宇宙へ飛んで行く。 それがボクなんだよ。」
「私が愛したウルトラセブン」では描かれていない、その後の金城哲夫。
セブンを終えて円谷プロを退職。日本に返還された沖縄に帰った。 ウチナンチュの誇りを持って。
沖縄開発のために、1975年沖縄海洋博覧会のプロジェクトに参加し構成・演出を担当。
しかし、地元沖縄の人たちから、「海を汚す極悪人、沖縄を捨てた男」と非難される。
1976年、泥酔して帰宅したとき足を滑らせ転落。脳挫傷のため死去。享年37歳。
正義とは何か? 何のために生きるのか?
いつか、答えはみつかるだろうか?
改めて拙者の立場を示しておくが、拙者は仲間由紀恵の熱烈なファンではない。
ただ最近、彼女をテレビで見かけると無意識に凝視してしまう。 ただ、それだけ。 (それが問題か)
そもそも今回の収録、いったい何だったのか? 調べてみた。
7月14日(土) フジTV 夜9時放送 「島根の弁護士」
人気コミックのドラマ化。 シリーズものではなく、一回ポッキリの放送。
さて、トップ女優について考える。
いわゆるトップ女優(歌手)として人気ランキングを作ることができる。
松島菜々子、山田優、蝦原友里、優香、浜崎あゆみ、モーニング娘・・・
しかし、拙者は全く感じない。 嫌いなわけではない。 ただ追いかける気にはならない。
すると、女性スタッフが突っ込んで質問してきた。
スタッフ 「それでも好きな女優は誰?」
白鳥 「うーん。 熊田曜子かな・・・。 (内心=デビュー当時の斉藤由貴が史上最強である)」
スタッフ 「げっ、げえぇー。 白鳥さん、グラビア系なんですねぇぇぇぇっ・・・(軽蔑!)」
白鳥 「ん? 何が悪いの????」
その後、スタッフの尋問にあい、白鳥光が暴かれる。
美人よりも可愛い娘が好き。 オッパイが大きい方が好き。 強気な女より従順な女が好き。
さらに、この系統の女性は、同姓の女性から嫌われるタイプであることが明確となる。
?女性から嫌われる女性と、?女性から好かれる女性、 男が好きになるタイプはどっち?
拙者、考えるに、?女性から嫌われる女性こそ、男にモテル女だと思っている。
裏表があり、男の前に出ると性格が変わるような嫌な女。
男は、だまされているがわかっていても、やっぱりだまされていたいのだ。
本当の正体がどんなものなのか、別に知りたいとは思わない。
リーダーとなれる女性より、バカっぽい女性のほうが、男の自尊心は保たれる。
この点は議論になりそうなので、気の向いた方、是非ご意見ください。
どんな意見が多いのか興味あるね。
若い方がモテルわけでもない。 20代より30代の方が好まれるケースは確実にある。
そして、女性が見せる涙は、本気か演技かを超越して、最終兵器である。
泣かせてしまったという罪の意識は、男の心に永遠の傷跡として残るのである。
この古傷が男として心地よかったりする。・・・女は忘れてしまっているシーンなのだが。
人生そのものが夢舞台。 あなたも女優なのです。
”そうだ、大手門を歩くから女優と遭遇するんだ。人が少ない裏門を通ろう”
小泉八雲記念館に抜ける道を遠回りして歩く。
松江開府400年・お城まつりは1昨日で終わったようだが、桜は今も美しい。
堀を行き交う舟を見ながら、ゆっくりとした時間を感じる。
目の前の小さな太鼓橋が叙情を掻き立てる。
突然、Tシャツ着た若造が横から飛び出してきて、拙者の歩行を押し止める。
「すいません。撮影しますので、しばらく通行止めにさせてもらってよろしいでしょうか?」
改めて主張しておくが、拙者、撮影スタッフに興奮するミーハー的ヤジウマ根性を持っていない。
拙者の行く手をふさぐとは言語道断。問答無用で腰の名刀・正宗に手をかける。
が・・・無用な殺生も心地悪く、ここは先方に譲った。
今日はいったい誰が現れるのだろう?
仲間由紀恵の相手役か? しかし、裏道なのだから、名のあるスターではあるまい。
そもそも、この若造しかいない。出演者も撮影スタッフもなしで、どうやって撮影するのか?
ああ、景色を撮影するだけだから、時間を要しないのか。
すると、拙者の前で一台のバンが止まる。京都ナンバー。太秦の撮影隊であろう。
しばし、間を持たせてドアが開いた。誰かが出て来る。誰だ????。
仲間由紀恵だああああ!!!
来る、来る、こっちに来る。 拙者に詰め寄ってくる。
”お前はオレのストーカーかああああ????”
仲間由紀恵 ナカマユキエ 女優 本名同じ 1979年10月20日生 A型 沖縄出身 趣味はドライブ
こんなこと、拙者が知ってるわけがない。ファンでもない。今、インターネットで調べたのだ。
特徴的な、あの長い髪。 あの長い髪が、昨日拙者に触れた。
今日のユキエちゃんは、お仕事お疲れでブルーな表情。
缶コーヒー飲んで朝ハイテンションなのはウソの世界。ホントは普通の女性。
昨日と同じ地味なグレーのスーツ姿。体にぴったりフィット。体型の線が美しい。
横に自転車が用意された。橋を渡るシーンらしい。
彼女自身が何度かカメラテストして、本番を待つため後方に下がる。
拙者は仲間由紀恵と松の木の間に立っている。
手を伸ばすと肩に届く。それをして良いのかどうなのか、考えてもわからない。
元気な仲間由紀恵を見ることがテレビで多いだけに、
今日のような、お仕事前のけだるい表情を見ると、この落差に・・・感動する。
”いいんだよ、人間なんだから、弱みを見せて。背伸びしなくていいんだよ”
”昨日、ボクだけに見せた一瞬の笑顔、あれは一生忘れない”
”ボクは、いつもあなたと一緒です”
山陰・松江駅。
今日の講師業を終え、明日の仕事場へ移動。
これまで何度も見ているのに何も感じなかったJR西日本のポスター。
仲間由紀恵の大画面。いきなり目に飛び込む。
生きて話かけられたように思い、恥ずかしく照れてハニカんだ。
白鳥光 シラトリヒカル 講師 本名違う 1966年9月23日生 AB型 奈良出身 趣味は読書
いったい、どこまで壊れていくのだろう。
自分でわかるほどに、思考や行動がおかしい。
仲間由紀恵に誘惑され、恋に落ちたの?
宍道湖に沈む夕日、涙を誘う。
07年4月16日(月)、東京・羽田からANAで米子空港に到着。 目的地は島根県松江市。
夕日を照らす宍道湖は絶景。 松並木が似合う美しい城下町、この街を愛したアイルランド人=ラフカディオ・ハーンが小泉八雲となって、「耳なし芳一」を始めとした日本の怪談を世界的文学に昇華させた。
江戸から明治の風景が今も生きている。
白鳥光は松江城の大手門通りを行く。
散り始めた桜に「無常」というはかなさを感じながらも、今日の講演内容を練ることに余念がない。
すると、前方に人だかり。 かまわず群集に割り込んで前進する。
それを抜けると映画監督みたいのがモニター画面をチェックしている。
大型カメラの向こうでは、助監督みたいのが、桜を撒くテストをしている。
映画の撮影か知らんが、マスコミや芸能人には一切興味ない拙者にとって立ち止まる理由にならない。常に関心は、「今日の聴衆をいかに満足させるか」、それだけである。
外堀沿いの桜並木の小さな道を前進し続ける。
今度は、その狭い歩道を自転車にまたがった女性が立ち止まって拙者の行く手を阻んでいるのだ。
たとえ女性とはいえ、拙者の武者修行を邪魔するものは仏敵・鬼畜生と変わらない。
ここは、直前まで下を向いたまま歩き、ぶつかるかる手前で下からググっと睨み威嚇することとする。
学業をスクールウォーズで学んだ拙者には、未だに亀田親子の血が騒ぐ。
1メートル手前で顔を上げると、ズバリ 目が合った。
「あっ!!!・・・」 拙者は強烈なカウンターパンチの衝撃を受けた。
彼女は敵ではない。 非常に良く知っている友達だ。 でも、名前が出てこない!
彼女は軽く優しい笑顔を見せた後、再び本番前の緊張した顔に戻った。
拙者も会釈をして、横をすり抜ける。 その時、風に吹き流された長い髪が、拙者に触れた。
呆然としながら行き過ぎると、再び前方には群集が、拙者を包囲するかのように待ち受ける。
少しヨロヨロしながら、その包囲する群集を突き抜けた時、後ろから女子高生の声が聞こえた。
「ほら、やっぱり綺麗でしょう。 仲間由紀恵」
気がつくと、周りは戒厳令状態で撮影スタッフがギャラリー整理に声を荒げていた。
スタッフがピリピリする空間のド真ん中から拙者は出て来たことになる。
不審な親父サラリーマンの拙者を、誰も部外者だとは疑わず、仲間由紀恵の共演者だと思ったらしい。
確かに、聴衆を前に舞台に立つ点は同じなので、拙者の隠れたスター性がこぼれたのかもしれない。
そして、彼女は拙者に微笑みかけたのである。
しかし、これは小泉八雲の妖怪世界への入り口だったのだ!
彼女の妖艶な美の印象が頭を支配し、仕事の優先度を押し下げてしまう。
大手門を過ぎた後、会場への道がわからなくなり、何度も同じ橋に出てきてしまう。
遅刻を恐れてタクシーに乗ろうとするも、全くやって来ない。
日が沈み始める。 不気味な物陰。 突然の雨・・・。 ちょっと怖くなってくる。
やっとの思いで会場にたどり着き、講演を始める。
しかし、いつものリズムと全く違う。 ここにいるのは拙者ではない!
何が違うって、いつもの関西弁ではなく、標準語で話していることが、絶対におかしい!!!
地に足が着いていない。 ふわふわした感じ。 蛮勇さが消えている。!
笑いが取れない! そして、何を話して良いかがワカラナイ!!!
いったい何が起こっているのか???
仲間幸紀恵の高貴な気品が、高校時代の初恋の女学生とだぶる。
姫君の投げかけた微笑が、武芸者の剣術を変えてしまったのか?
拙者にだけ見せた、彼女の微笑が忘れられない。
そして、 白鳥光が 壊れていく・・・。
後編に続く