人材募集中です! リーダーズカレッジ 生徒募集中 志縁塾
演題・政府指針イノベーション25

2007年6月29日(金) 飯田橋にある東京理科大学にて、「安倍内閣指針・イノベーション25 (日本社会に活力を生むイノベーションの創造に向けた長期戦略の策定)」をテーマに3時間の講演をした。

講演依頼主は、霞ヶ関のお役人で東京理科大学の客員教授であるM氏。
講演を受けるに当たって小生が注文を付けたのは、「国が提案するイノベーションの創造で国民の生活がどう進化するかを紹介してもよいが、拙者の意見は、”情熱のない戦略は失敗の素であり、国民共通のイメージが持てない<美しい国>なんて発想倒れだ!”、それを話してもいいのか?」
するとM氏は、「構わない」と言い、「7人の受講生と自由に議論批判して良い」、と言う。

「2025年伊野辺家(イノベケ)の1日」という本を参考資料とし、
自分の意見を控えながら30歳代のエンジニア系一流企業の社員7名から、感想を聞く。
すると、面白いように、小生が言いたいことを彼らはズバッと斬ってくれるのである。

①「食品のICタグ」が製品の情報収集と安全性を保障 → 情報の偽装は可能
②コンピュータを介しての外国人との意思疎通 → 情報ではなく感情を共有するのが大事
③耐震基準 → 災害は予知できてこそイノベーション

ちなみに、イノベーション(技術革新)の成功例を見てみよう。
①「車を作ったことはないが自動車レースで優勝したい。  本田宗一郎 (ホンダ)」
②「あんた、こんなん欲しいか?                松下幸之助 (松下電器)」
③「どうしたら良いか(リバイバルプラン)は自分たちで考えてくれ。   カルロスゴーン (日産)」

技術革新  本当は必要でないもの。
技術、資格、職位、可能性、できること、インフォメーション、社外コンサルタント

技術革新  本当は必要なもの
情熱、思い、意思、信念、 やりたいこと、コミュニケーション、顧客と接している社員

ようするに”感情”が必要なのだ。政府・役所が失敗するのは”感情”がないからだ。

政策の成功例は、
池田勇人の「所得倍増計画」、田中角栄の「日本列島改造論」、小泉純一郎の「郵政民営化」
いずれもわかりやすい政策で、国民が共通したイメージを描き易い。
もちろん、やり過ぎると公害をもたらすので、バランスが大切となるが、
バランスを気にし過ぎて中途半端になると、失敗する。・・・多くの政策はコレ。

それにしても楽しい時間だった。
少数精鋭のゼミでは、講師は話さない方がよい。
今回の場合、最初に決めていた話す時間配分は、小生が2割、受講生が8割。
すると、お互いに新鮮な意見や共感を得ることができる。
何よりも、受講生は話すこと(アウトプット)でスッキリする。かつ、新しい自己発見がある。

投稿者 blog : 13:39 | コメント (0)