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渋谷に猿現わる

今日の話題は、“渋谷に猿現わる”のようです。


「社長、昨日渋谷駅に猿が現れたそうです」
『何だって?・・・20世紀の哲学者が渋谷駅に現れた?』
「サルトルではありません」
『何だ?』
「猿です」
『ん?食中毒の元凶が、渋谷駅に現れた?』
「サルモネラ菌でもありません」
『じゃ何だ?』
「だから、猿です」
『ん?じゃ、チベット高原に端を発し、南流してインド洋に注ぐ全長2414キロの河川?』
「サルウィンでもありません」
『お前、地理に詳しいな。。。』
「いえいえ、ちなみに、エジプト原産の猟犬、サルーキ、ってのもありますけど」
『猿返りって、歌舞伎の起き上がりの技もあるな』
「しかし、たまに辞書ひくと面白いですね」

『まぁ、それよりさ、なんで猿が渋谷にいたんだろ?』
「専門家の話だと、野生の猿が紛れ込んだんだそうです」
『野生の猿が紛れ込むって、、、どうやって渋谷まで来るんだよ』
「そりゃ、高崎から新幹線で東京駅、山手線で渋谷でしょ」
『いんや、それだと高くつくから、高崎から高崎線で赤羽、そこから渋谷だろ』
「いえいえ、もしかしたら、大宮から埼京線で池袋、山手線で渋谷かもです」
『どうにしても、猿がSuica持って、電車乗り継いで来たとは思えないよ』
「じゃぁ、どこか近くにいた猿でしょ」
『渋谷の近くに野生の猿がいるとも思えない。。。』
「でも、いたんですから仕方ないじゃないっすか」

『ここでさ、よく考えてみようぜ』
「なんでしょうか?」
『ホントに、それは猿なのか???』
「根本的に来ましたね。。。じゃ、猿じゃなけりゃ何ですか?」
『モンキー』
「同じでしょ?」
『じゃあ、、、ゾウ』
「そんなわけないでしょ。大き過ぎますよ」
『もしかしたら、単なる浮浪者とか』
「浮浪者が駅舎の柱をよじ上って、飛び回りますか?」
『身の軽い人だったら分からないぜ』
「下で、“猿だ、猿だ!”って騒いでたら、確かに降りにくいですね」
『だろ?』
「もし、ホントに浮浪者だったら、どんな気分なんでしょう?」
『そりゃ、楽しくて仕方ないんじゃないか?』
「どうして、そうなんですか?」
『そりゃ、お前、猿だけに、ウキウキ〜ッ!に違いないよ』
「・・・・・」

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